電脳戦略研究所
 人としての成功、ビジネスの成功など究極のビジョンを電脳の世界で実現し、リアルの世界で実践するための戦略・戦術の研究の場。 戦略と戦術の研究と学びの過程を軽く綴るブログ。
戦略研究第一章その四
本日は、始計篇の3。
勝ち負けの見通しをつける7つの基本条件が記されている。

 故ニ、コレヲ校(クラ)ブルニ計ヲ以ッテシテ、ソノ情ヲ索(モト)ム。
曰ク、主、孰(イズ)レカ有道ナル、将、孰レカ有能タル、天地、孰レカ得タル、法令、孰レカ行ナワル、兵衆、孰レカ強キ、士卒、孰レカ練(ナラ)イタル、賞罰、孰レカ明ラカナル、ト。
 吾、コレヲ以ッテ勝負ヲ知ル。

1.君主は、どとらが優れた政治をおこなっているか。
2.将帥は、どちらが有能であるか。
3.天の時と、地の利は、どちらに有利であるのか。
4.法令は、どちらが徹底しているか。
5.軍隊はどちらが精強であるか。
6.兵卒は、どちらが訓練されているか。
7.賞罰はどちらが公正に行われているか。

戦争に勝利するには軍事力のみならず政治が重要であると孫子は説いている。
政治が悪ければ国民は君主を見捨て敵を受け入れてしまう。
戦後経営者マネジメントの書として孫子が読まれるようになったのもコノあたりにあるのだろう。
社長という権力に胡坐をかいているだけでは社員にそっぽを向かれてしまう。
成果に対する公正な評価と人を尊重することが重要であると孫子は人の感情を見抜いて説いている。

組織のトップがカリスマである必要はないが、権力は正当なものでなければならない。

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戦略研究第一章、その参
 故ニ、コレヲ経(ハカ)ルニ五事ヲ以ッテシ、コレヲ校(クラ)ブルニ計ヲ以ッテシテ、其ノ状ヲ索(モト)ム。
一ニ曰ク道、二ニ曰ク天、三ニ曰ク地、四ニ曰ク将、五ニ曰ク法。
道トハ、民ヲシテ上ト意ヲ同ジクセシムルナリ、故ニ以ッテコレト生クベクコレト死スベクシテ、危キヲ畏レズ。
天トハ、陰陽、寒暑、時制ナリ。
地トハ、遠近、険易(ケンイ)広狭(コウキョウ)・死生ナリ。
将トハ、智、信、仁、勇、厳ナリ。
法トハ、曲制(キョクセイ)官道、主用ナリ。
オヨソコノ五者ハ、将、聞カザルコトナキモ、コレヲ知ル者ハ勝ち、知ラザル者ハ勝タズ。

これが、「孫子の兵法」始計偏の2である。

戦いを避けることができないのであれば将は勝たねばならない。
そこで5つ基本問題で戦力を検討する。
「道」「天」「地」「将」「法」が重要であると孫子は説く。

「道」は国民と君主を一心同体にさせる。これがあれば国民はいかなる危機も恐れず、君主と生死をともにする。
大義名分があれば戦うことに理解はしないが納得はするであろということか。
「天」は昼夜、晴れ雨、寒さ暑さ、季節など時間的条件である。
「地」は進軍の距離、地勢の険阻、地域の広さ、地形の有不利など地理的条件である。
「将」は将帥の器量について。知謀、信義、仁慈、勇気、威厳が必要。
「法」は軍の編成、職責分担、軍需物資の管理など軍の制度に関する問題である。

最後の一節が厳しい。
将帥たるものなら誰でも原則は一応心得ている。しかし、これを理解している者だけが勝つ。という。
聞くと知るの違いは大きい。
知っていることと実行することは別物である。


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戦略研究第一章、その弐
戦略を語るには『孫子』をはずす訳にはいかない。
暫くは、中国文学の第一人者守屋洋氏の『孫子の兵法』をテキストに学んでみたい。この本は私が初めて購入した孫子関連の書籍である。
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1孫子曰ク、兵トハ国ノ大事ニシテ、死生ノ地、存亡ノ道ナリ。察セザルベカラズ。

「兵」とは戦争の意味で、戦争は国家の重大事であり国民の生死、国家の存亡がかかっている。それゆえ細心な検討を加えなければならない。

兵法といえば戦争を肯定しているようにイメージするが孫子は肯定しない。
戦争をするかしないかを決めるのは将ではなく王であり、立派な政治を行っていなければ首を狩られる大義名文を敵に与えてしまうことになると王に警告しているようだ。
戦略は政治であり、戦術が軍事である。
組織のトップが戦略を誤れば正当な権威を保つことができなくなる。

ドラッカーも同じようなことを言っている。
「企業は、業績をあげられなければ、従業員ではなく社長を代える」『現代の経営』

企業のトップもちゃんと戦略を立てておかないと楽じゃないということだ。


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ありがとうございます。
このブログを始めて6日。
アクセスカウンターが100を超えました。
記念のきり番を超えて嬉しいです。
私のつたないブログにお越しいただいた皆様、本当にありがとうございます。
心から感謝いたしております。
「継続は力なり。」
これからも肩肘はらずにコツコツ投稿していこうと思っております。
どうか、よろしくお願いいたします。

ありがとうございました。



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シビリアンコントロール
海自補給艦から米補給艦への補給量をめぐり、海上幕僚監部内でデータの誤りを隠した問題について、民主党の鉢呂吉雄氏が「文民統制の本質にかかわる重大な問題だ」と指摘したのに対し、首相は「防衛省や自衛隊の事務処理のあり方に対する国民の信頼を損ねた」と陳謝した。 〜朝日新聞〜
文民統制(シビリアンコントロール)とは政治が軍事に優先することである。
つまり戦争をするかしないかは政治(家)が決め、やると決まったら軍(人)は勝たねばならない。
言い換えると戦略は政治であり、戦術が軍事である。
とても改竄が海上自衛隊の意思で行われたなどとは考えにくい。
当時官房長官であった福田首相、防衛庁長官であった石破防衛相二人がどこまでしらをきるのか。
守屋武昌前防衛事務次官がスケープゴートに使われるのか?
過去の過ちから学ぶことは大切だと思うのだが。






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孫氏の兵法
ソフトバンクの孫社長も「孫子の兵法」の愛読者だという。
携帯電話のシェアをじりじりと伸ばし続けているソフトバンクの年末商戦の切り札となるのだろうか、
シャア専用携帯電話が12月に発売されるようだ。
これには組み立て式12分の1スケールの「シャア専用ザクヘッド型充電台」が付属する。
充電台の携帯電話を載せると、自動的にモノアイが液晶に表示される。

まだまだ機動戦士ガンダムには経済効果があるのだろう。
赤い彗星もまだまだ地に墜ちないようである。

913SH G TYPE-CHAR(シャープ)
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20071022/sb2.htm

「これで年末は安心だ。。。。」

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孫子の兵法
兵法書といえば、誰もが「孫子」と答えるであろう。
記されて二千数百年を経てもなお愛され広く世界中に知られている。
戦いに明け暮れた中国の春秋時代、人が生き残るためにはどのような戦略、戦術が必要なのか。弱肉強食の時代にどうやって勝利を掴むのか。
今は「勝ち組」「負け組み」と別けたがる輩が多いが、孫子の特筆すべき点は
勝つことが最上ではなく、負けないことが重要であると示すことにある。
勝ち続けることが不可能であれば負けない、滅びない戦略をとる。
今日生き延びられれば明日も生きられる。
私も、明日またしぶとく生きるぞ。
自分なりの足跡を残しつつ。


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戦略研究第一章、その壱
プロローグ

好きなもの:ビール、孫子、P.F.ドラッカー、神話、シャーロック・ホームズ、ビル・エバンス。
大切なもの:家族
キーワード:HP製作、ネットワーク構築、会社設立、
コンサルティング業、執筆業、インキュベート

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戦略研究第一章
戦略には目的、戦術には目標がある。
戦術の過ちは戦略で補えるが戦略の過ちは戦術で補うことはできない。
孫子曰く、「兵は拙速を聞く」
あくまで短期決戦である。
残りの人生を人として成功したと満足できるよう日々精進していく覚悟をここに記す。
妻と子供に不憫な思いをさせないように。
全力で走る、休息は死の床でいい。

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