
軍形篇ニ・攻防。
勝利する条件が整っていないときは、守りを固めなければならない。
逆に勝機を見出したときは、すかさず攻撃に転じなければならない。
つまり、守りを固めるのは、自軍が劣勢なときであって、攻撃に出るのは、自軍の優勢なときである。
したがって、戦上手は、守りについたときは、兵力を隠蔽して敵につけ込む隙を与えないし攻めに回ったときにはすかさず攻め立てて、敵に守りの余裕をあたえない。
かくして、自軍は無傷のまま完全な勝利を収めるのである。
勝ツベカラザルハ守ルナリ。勝ツベキハ攻ムルナリ。守ルハ則(スナワ)チ足ラザレバナリ。攻ムルハ則チ余リ有レバナリ。善(ヨ)ク守ル者ハ九地ノ下ニ蔵(カク)レ、善ク攻ムル者ハ九天ノ上ニ動ク。故ニヨク自ラ保チテ勝ヲ全ウスルナリ。
ちょっかいを出しても反撃どころか拒絶の反応すら示さないからといって
相手を見下し、長年いじめ続けてきたいじめっ子。
油断していつも通りにちょっかいを出したら、一発の拳骨が出会い頭に。。。
かくして、いじめられっこは英雄に、いじめっ子は三枚目にと、身近にもよくある話だ。
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