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戦略研究第六章その三 - 煩悩戦略研究所

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戦略研究第六章その三

孫子の兵法・虚実篇の三は

「虚(キョ)を衝(ツ)く」


 進ミテ禦(フセ)グベカラザルハ、ソノ虚ヲ衝ケバナリ。退キテ追ウベカラザルハ、速カニシテ及ブベカラザレバナリ。故ニ我戦ワント欲スレバ、敵、塁ヲ高クシ溝(コウ)ヲ深クストイエドモ、我ト戦ワザルヲ得ザルハ、ソノ必ズ救ウ所ヲ攻ムレバナリ。我戦イヲ欲セザレバ、地ヲ画(カク)シテコレヲ守ルモ、敵、 我ト戦ウヲ得ザルハ、ソノ之(ユ)ク所ニ乖(ソム)ケバナリ。


 進撃するときは、敵の虚を衝くことだ。そうすれば敵は防ぎきれない。退去するときは、迅速にしりぞくことだ。そうすれば敵は追撃しきれない。
 こちらが戦いを欲するときは、敵がどんなに塁を高くして堀を深くして守りを固めていても、戦わざるをえないようにしむければよい。それには、敵が放置しておけないところを攻めることだ。
 反対に、こちらが戦いを欲しないときは、たとえこちらの守りがどんなに手薄であっても、敵に戦うことができないようにしむければよい。それには、敵の進攻目標を他へそらしてしまうことだ。

※塁(るい)とりで

敵の「虚」を衝く、孫子はなかなか高度なことを要求なさる(笑)
敵の虚は必ずあるという前提であるが、それを見抜くものは「善く戦う者」に限られると言うのだ。

すなわち孫子の兵法をいくら学んだところで「善く戦う者」にならなければ駄目だと言うことなのだ。

巷では、ビジネスの成功は素質や才能ではないというが本当だろうか?
努力、忍耐、根性で成功するなら「兵法」などいらないことになりはしないだろうか?

全ての人が成功する(勝つ)ことはできないが、全ての人が(敗北)するわけではないのだ。

「必ず勝つ」という幻想に囚われず、負けない態勢を維持しつつ相手の失策を見逃さない。
逃げることも兵法であり、潔く散る精神では決して勝者になることはないのだ。


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コメント
非公開コメント

退くのは負けではない

更新ありがとうごさいます!
孫子は経営の基本だと思います。

蘇魔脱斗さんが更新していただいてるおかげで
基本が充実し、正確な判断が出来るようになると思います。

戦えば失敗もあると思います、
でも、失敗と認めずそのまま突き進めば
そこに待っているのは敗北です。

被害が最小のうちに決断し撤退する、
そうすれば、別の手も打てます。

負けないことこそ大切ですね~
今日もありがとうございました!!

2008-03-26 14:41 | from 優希 | Edit

優希さん

いつもありがとうございます。
孫子は軍人ではなく政治家に近いそうです。
戦略は「政治」軍事は「戦術」戦術の過ちを戦略で補うことはできても逆は不可です。
企業でいえば、ノウハウやテクニックよりもビジョンが大切ということでしょうか。

2008-03-26 15:49 | from 蘇魔脱斗

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